ガブリエル・オロスコ × 緒方慎一郎
Project O+O: Gabriel Orozco at HIGASHI-YAMA Tokyo
2026年11月6日〜29日
アートと食、もてなしをつなぐ展覧会
東京に再構築されるガブリエル・オロスコの「家」
アーティストのガブリエル・オロスコとデザイナーの緒方慎一郎によるProject O+O。メキシコを拠点とするアートギャラリーであるkurimanzuttoとの共催により、HIGASHI-YAMA Tokyoをオロスコの「家」に見立て、美術作品や特別にデザインした器、食の体験が融合する展覧会を開催いたします。
オロスコの新作を中心に、アートと食、もてなしをつなぐ本展。そこには、長年にわたる二人の友情、東京とメキシコシティの間で交わされてきた創造的な対話が映し出されます。なお、Project O+Oは、本年の東京での開催に続き、来年はメキシコシティ、再来年はパリへと舞台を移し、三年にわたり三都市を巡るプロジェクトです。
会期中、HIGASHI-YAMA Tokyoではオロスコの故郷であるメキシコの伝統的な食文化を讃えて、昼にはカジュアルなタコスを、夜にはメキシコのCooperativa 1050° Oaxacaとの協働により緒方がデザインし製作した器を用いて、おまかせ料理を予約制にて提供いたします。
夜のおまかせ料理のご予約受付は9月に開始されますので、最新情報をご希望の方はニュースレターへのご登録をお願いいたします。
ガブリエル・オロスコ
ドローイング、写真、彫刻、インスタレーションなど幅広い手法で制作を行い、日常の素材や状況、そして自身の経験や習慣を作品の出発点としている。代表作には、航空券の搭乗券に描かれたドローイングをはじめ、改造されたシトロエン《La DS》(1993年)、《Empty Shoe Box》(1993年)、黒鉛で線描を施したクジラの骨格《Mobile Matrix》(2006年)などがある。この10年ほどは大規模なランドスケープ・プロジェクトへと領域を広げており、サウス・ロンドン・ギャラリーの常設庭園(2016年)、メキシコシティ・チャプルテペック公園の文化マスタープラン(2019年〜継続中)、ソウルのリウム美術館のサイトスペシフィックな庭園(2026年)などを手がけている。これまで、ニューヨーク近代美術館(2009年)、ポンピドゥー・センター(パリ、2010年)、テート・モダン(ロンドン、2011年)、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(ニューヨーク、2012年)、東京都現代美術館(2015年)、ノグチ美術館(ニューヨーク、2019年)、ムセオ・フメックス(メキシコシティ、2025年)など、世界各地の主要美術館で個展を開催。また、ヴェネチア・ビエンナーレ(1993、2003、2005、2017年)やドクメンタ(1997、2002年)にも参加。作品に関する書籍は25冊を超える。
緒方慎一郎
東京とパリを拠点とするデザイナー。1998年にSIMPLICITYを設立し、日本の文化と伝統に深く根ざした現代における生活様式を創造している。食をはじめ、茶、菓子、工芸に関する事業を展開するほか、建築、インテリア、プロダクト、グラフィック、パッケージなど多岐にわたるプロジェクトにおけるデザインおよびディレクションを手がける。自身の仕事の成果を幅広い国際社会と共有することを目的にOGATAを創業、2020年フランスにOGATA Parisを開店。
展覧会概要
会場・会期
HIGASHI-YAMA Tokyo
東京・目黒区東山、都心の喧噪を離れ佇む一軒家。ここは緒方慎一郎が自身の仕事として初めて手掛けた原点とも言えるレストランです。1998年の開店以来、食を囲んで人びとが集い、語り合い、新たなつながりを生み出す場として親しまれています。ガブリエル・オロスコにとって、緒方が手掛けた場所のなかでも特にお気に入りの場所でもあります。
住所:〒153-0043 東京都目黒区東山1-21-25
Google マップ
会期:2026年11月6日〜29日
定休日:月曜・火曜
展示見学時間:11:00〜18:00
*ランチおよびディナーの営業時間は後日お知らせいたします。
コラボレーションパートナー
CASA DRAGONES
Project O+O: Gabriel Orozco at HIGASHI-YAMA Tokyoは、CASA DRAGONESをコラボレーションパートナーとして迎えることを光栄に思います。
このパートナーシップは自然なかたちで生まれました。CASA DRAGONESはオロスコが愛飲するテキーラですが、両者のつながりは単なる嗜好の枠を超え、ものづくりに対する深い思想で結ばれています。創業者兼CEOのベルタ・ゴンサレス・ニエベスは、長年にわたり日本への特別な想いを寄せてきました。その想いが彼女を古くからジャパニーズ・ウイスキーの熟成に用いられてきた日本固有の希少な木材であるミズナラへと導いたのです。2018年、CASA DRAGONESはハリスコ州テキーラ地区のテキーラ蒸留所として初めてミズナラ樽を導入。日本で唯一の独立した樽職人の工房と協働し、特製のミズナラ樽をつくりました。こうして生まれたCasa Dragones Reposado Mizunaraは、ミズナラ樽のみで熟成された史上初のテキーラであり、日本とメキシコのものづくりの精神を純粋に体現しています。
11月6日より29日まで、HIGASHI-YAMA Tokyoにおいて、Casa Dragones Reposado Mizunaraをはじめ、同社が誇る銘酒の数々をお愉しみいただけます。